メダカを飼育していたら必ず欲しくなるのがダルマメダカです。その愛くるしいボディから分かるように、絶対的な人気を誇っています。今回はダルマメダカを飼育する上で必要な4つのポイントを紹介をします。
目次
ダルマメダカをどこで購入しよう
ダルマメダカの購入は今ではどこでもできるでしょう。
ネットやメダカ専門店での購入が主流ですが、ホームセンターやアクアショップでも時々見かけるほどです。
確実にダルマメダカを手に入れたいのであれば、メダカ専門店に行くかネットでの購入が望ましいです。
ひとえにダルマメダカと言っても種類が豊富です。
メダカの種類の数だけダルマメダカも居ると思って良いです。
良く見かける種類のダルマメダカは楊貴妃ダルマメダカと幹之ダルマメダカですよね。
楊貴妃ダルマメダカ
幹之ダルマメダカ
たいていのメダカ専門店には楊貴妃と幹之のダルマメダカの2種類は置いてあります。
それだけ人気も需要も高いこと。
あと一種類居るとすれば、それぞれのメダカ専門店が力を入れている品種のダルマメダカくらいかな?
この様に、メダカ専門店には少なくとも1種類~3種類のダルマメダカがいます。
ネットの場合だと、この数倍ですよね。
探せば探すだけあると思います。
値段もピンからキリですが、ネットの方が安いものが多いです。
兵庫県・岡山県・広島県で購入を考えている方は以下の記事が参考になると思います。
⇒必見!兵庫近辺でメダカを販売している専門店を5店舗紹介
ヤフオクでは評価の高い人から購入しよう
メダカって誰が育てたメダカなのか?
どの系統のメダカなのか?が重要視されるようです。
後に記述しますが、ブランド力と言うものですよね。
ヤフオクで評価が高いのは、それだけ実績があると言うこと。
これは「買い」でしょう。
逆に評価の低い人は・・・
私の友人談によると時々、間違った品が送られてくることもある。
酷い時は、間違った品が送られてきた旨の連絡をしても繋がりづらいことがあるそうです。
ホンマでっか情報
私の友人が言っていたので本当かは分かりませんが、メダカの館についての情報です。
メダカの館でのネット購入の場合、値段以上ほどのレベルのメダカが送られてくるそうです。
何故なら、実物を見て購入することができない方が「やっぱり実物を見て(別の店で)購入をした方が良かったな・・・」と後悔をしないために、お値段以上のメダカを梱包してくれるとのこと。
ブランド力の維持のために、最高の対応をしてくれるんですね。
有名店ならではの購入メリットがあるようです。
ダルマメダカの値段はいくら?
ダルマメダカの値段は1匹200円~5000円です。
とはいうものの、この値段では全然参考になりませんよね。
本当に知りたいのは、購入するメダカが値段に合っているかどうかのハズ・・・
そこで、ダルマメダカを選ぶポイントは以下の通りです。
②ネット購入の場合、実物の写真はあるのか?
③安い場合(500円未満)は理由も知ろう
~解説~
①メダカにもブランドがあります。
同じ楊貴妃ダルマメダカであっても、近所のおっちゃんが育てたメダカより、メダカ有名店の人が育てたメダカの方が値段が高いのは当然のことです。
ブランド力によってダルマメダカの値段が上がりもします。
ブランド力のあるメダカの値段は通常より高いけど「固定率・体色・体型」において本当に信頼がおけるので購入して損なしです!
②ネット購入の場合、実物の写真があれば尚良し!
購入を検討しているなら、実物の写真は見たいところです。
例えばメダカ専門店で有名な「静楽庵」では、HPに載っている写真と同じメダカを送ってきてくれる良心さです。
このように写真を出してくれていると安心して購入できますよね!
逆に、購入するのを控えた方が良いものとは・・・
「このメダカの子供○○匹」「このメダカの卵○○個」と言う表記です。
卵を買うのは本当に気を付けた方が良いらしい(メダカ友達談)
幹之メダカとか楊貴妃メダカのような固定率の高い品種は購入の価値アリですが、その他(例えば柄物)なんかはどんな卵が混じっているのか分からないですからね!
③安い理由は何なのか?
・品種改良途中のダルマメダカなの?
・それとも、固定率が高くて量産できるから安いのか?
・体型が悪いのか?
・良い親から卵を取らずに全ての成魚から卵を取っているから?
・メダカの在庫整理
少し考えただけでも、このくらいは考えられます。
以上の事から、ダルマメダカを購入する目安の値段を発表します。
楊貴妃ダルマメダカ⇒1匹 500円~800円
幹之ダルマメダカ⇒1匹 スーパー光500円~1500円フルボディ
この値段から更に、ブランド力のあるお店であれば+1000円~2000円は多めに覚悟をして見に行くと良いでしょう。
ただ、例外もあります。
丸玄メダカのような巨大専門店は飼育のレベルが違う!
ヤフオクを見たらわかりますが、値段が安いし種類も多い!!そしてメダカのレベルも高いよ~
メダカ屋さんの革命児とも言えます。
普通のメダカ屋さんだったら倍の値段はするよ!ってのがゴロゴロ・・・安い理由は大量飼育できるだけのスペースと水槽があるからみたいです。
丸玄と言えば「らんちゅう」が有名なのかな?
らんちゅう情報には疎いのでわかりませんが、その水槽を使ってメダカを育てているから一つの水槽だけでも何百何千匹と言うメダカを飼えるのです。
ダルマメダカの飼育方法
基本的な飼育方法は他のメダカと同じですが、冬の飼育方法だけ他のメダカとはちょっと違います。
基本的な飼育方法は以下の記事を参考にしてください。
⇒メダカの寿命は長くて5年!?寿命を延ばす6つのコツ
1. 野外でメダカを飼育する:日光でメダカの免疫力UP
2. 餌を与える:一日二回or三回
3.過密飼育を避ける:2リットルにつきメダカ1匹
4. 水槽に塩を入れる:0.3%~0.5%の濃度
5. 病気の時の対処法:メダカを隔離させて薬浴
6. エアレーション:無くても良いし、使うなら泡が小さいものを使用する
普通種のメダカとダルマメダカの飼育の違い:冬はヒーターが必要
ダルマメダカの欠点は冬を越しづらいということ。
冷たい水が原因で転覆病を発症して死んでしまうからです。
真ん丸なダルマ体型は転覆病になりやすいので要注意!
大切なダルマメダカを死なせてしまわないためにも、冬はヒーターを使用することをオススメします。
半ダルマは問題なく冬を越します。
強いて言うなら、水槽は底が深い水槽を使用してほしいです。
ダルマメダカの卵の取り方・ペアリング
ダルマメダカは繁殖活動が下手です。
丸い体型が邪魔をして、上手く受精できないんですよ・・・
なので、ペアリングでのオススメは「ダルマ体型のメスと半ダルマのオス」を交配させることです。
受精はオスが頑張らねばならないため、オスは半ダルマくらいが丁度良いのです。
それでも無精卵ばかりだな・・・となると、メスも半ダルマを選ぶと良いでしょう。
以上のことに注意をすれば、後はいつも通りの卵の取り方で問題無いです。
⇒2匹⇒200匹以上は確実!メダカの卵を沢山取る5つの方法
いつも通りの卵の取り方が分からない方は、上記の記事を参考にしてください。
①春先は日光をガンガン当てて、水温を上昇させよう
※水槽の水量は多めの方が水温の高低差が緩やかで、メダカに優しい。
②餌をあげて、卵を産ますための体力と栄養をつけさせよう
③若いメダカをペアリングしよう
④卵を産んだら親と隔離させよう
⑤子供から更に卵を取ろう
番外編:ダルマメダカを作出するのは諦めよう
普通種からダルマメダカを作るのは諦めた方が良いです。
聞いた話では「水温を30度にして飼育をすればダルマメダカが生まれる」があります。
恐らくですが、それは無理でしょう。
それよりもダルマメダカを購入して、卵を産ませた方が確実です。
また、水温が30度以下でもダルマメダカになります。
要は固定率をどれほど極めているのか?が重要になってくる。
私の飼育しているダルマメダカ(半ダルマ)は水温約25度(夜はそれ以下)でも半ダルマ以上が8割を超えるほどです。
・・・とまぁ、このようにダルマメダカを求めるなら、水温等の飼育環境に手間をかけるより、購入をした方が早いのです。
一般的な楊貴妃や幹之のダルマメダカは値段の高い品種でもありませんので、時間と手間をお金で買ってしまいましょう!
まとめ
今回の記事の情報を参考に、より良いダルマメダカをGETしてください。
最後にまとめを書きます。
☆ダルマメダカの購入場所☆
オススメは「メダカ専門店へ行って購入」「メダカ専門店直営のHPorブログより購入」
☆ダルマメダカの値段☆
楊貴妃ダルマ「500円~1000円」
幹之ダルマ「500円~1500円」
ブランド力により+1000円~2000円増えることもあります。
☆ダルマメダカの飼い方☆
冬はヒーターを使うこと
☆ダルマメダカのペアリング☆
メスはダルマ体型、オスは半ダルマ体型が良い