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冬のメダカは冬眠をする
メダカシーズンも終わり、冬になると動きが鈍くなってきて冬眠に移ります。
メダカが冬眠をすると、餌も食べないし繁殖もしない。
水槽の底でジッと春が来るのを待っています。
この時期は、餌をあげることも水換えをすることもNGなので基本放置で良いです。
冬眠をする前にはメダカのために冬支度をしてあげると、メダカが冬を越しやすくなります。
温水環境でメダカを育てない人は以下の記事を参考にしてください
どんなメダカを冬眠させずに繁殖をさせる?
飼っているメダカを全て繁殖させるのも良いけど、室内飼育の場合は決め打ちして繁殖をさせないと場所が無くなってきます。
例えば以下のような理由で冬眠をさせない&繁殖をさせるメダカを決めます。
①大切に育てていきたい(死なせたくない)メダカ
②繁殖をさせたいメダカ
③ダルマメダカのような冬を越せないメダカ
④品種改良をして、たくさん累代させたいメダカ
このようなメダカがあげられます。
室内の暖かい環境でメダカを育てることによって、メリットもあるけどデメリットもあります。
飼育スペースが取られたり、電気代がかさんだりはもちろん、冬眠をさせないことによって寿命が短くなるという声も聞きます。(一生のうちの細胞の分裂回数とかが関係しているのかな?)
私自身、育ててみて寿命が短くなったな・・・と感じることはあんまりないけど、神経質な人はそう思うことがあるようです。
でも冬眠中に死んでしまう確率と比較すると、取るに足らないことだと思うので私は冬に室内の暖かい環境で育てることをオススメしています。
私の場合はダルマメダカを加温して飼育しているゾ☆
他のメダカは手間をかけてまで冬に飼育をしなくても良いかなと思って何もしていない・・・
でも加温するのであれば、楊貴妃透明鱗紅白か幹之三色ラメを冬でも繁殖させたいなぁ
何故かと言うと、人気もさることながら綺麗な個体はお高く売られているから持っているだけでも優越感に浸れます♪
この2種類はメダカを飼っている人に超絶人気なので、より良いメダカに仕上げるために皆切磋琢磨中!
冬眠をさせずに繁殖をさせるには屋外よりも室内がオススメ
冬になったらメダカは冬眠をするけど、水温を20度以上にしてあげると冬でも繁殖をします。
室内飼育では、メダカシーズン同様に繁殖で必要な道具のほかに、水温を上げるためにヒーターやビニールハウスも必要になるので準備をしておいてください。
ビニールハウスを買うのが面倒だな・・・という方は室内でメダカを飼育をすれば、ビニールハウスを購入する必要がなくなるので経済的かもしれません。
室内飼育をして繁殖をさせよう
室内飼育の場合、水槽の置き場所は日当たりの良い部屋を選択してください。
室内飼育では日光が少ないことからメダカの飼育難易度が上がります。
それを少しでも軽減するために、日当たりの良い場所に水槽を設置するのです。
室内に水槽を設置した後は、ヒーターを水槽の中に入れます。
これでメダカの繁殖の準備は完了です。
しかし、ただ室内でメダカを育てるだけなら良いですが、メダカを繁殖させて増やす場合は水槽の数が増えることも頭に入れておかなければなりません。
1種類のメダカを繁殖させるにしても、最低4つの水槽が必要(親用・稚魚用・幼魚用・成魚用)になります。
何故4つも水槽が必要なのかというと、メダカは共食いをするので稚魚は別の水槽に入れておかなければなりません。
幼魚の場合は、大きさを揃えておかないと成長速度が鈍化してしまいます。
大きいメダカが小さいメダカにプレッシャーを与えてストレスを感じさせるのでしょう。
(本当は稚魚用の水槽も複数欲しいし、幼魚用水槽も大きさごとに分けたいので複数欲しいところです。)
私は初めての冬越しからメダカをたくさん繁殖させたくて小さなビニールハウスとヒーターを使用していました!
卵を産んでいる割に稚魚の数が増えないぞ・・・と思っていたら思いっきり共食いしてました(笑)
水槽3つだと限界ありまくりー!
冬に幼魚以上になったのは30匹くらいだったと思う。(2ペアから卵を取りました)
共食いをシッカリしてしまったおかげで多くの数を取ることができなかったです。
やはり稚魚用の水槽だけでも複数は欲しいですね(;・∀・)
室内飼育では飼育場所と電気代の問題をクリアにすべし
①飼育スペースの確保
②電気代がかかる
③コンセントの数に限りあり
飼育スペース
室内飼育をする場合でも、屋外飼育同様に水槽の数が多く必要です。
室内の日当たりの良い場所をメダカに占領される・・・ヘタすると部屋ごと占領されます。
メダカを飼っている本人は良いかもしれませんが、家族の方はそうはいかない!
恐らく戦争が起こると思いますので、その時は室内を諦めてビニールハウスを買って庭で育てましょう。
ちなみにビニールハウスの値段は人が入れるくらいの大きさのもので6000円あれば購入が可能です。
このくらいの大きさがあれば段積みもしながら3種類は確実にイケます。
この大きさのビニールハウスで6000円は安い!ビニールハウスの相場知らんけど・・・
メダカを飼い始めて1年目にこのビニールハウスと出会ってたら確実にお買い上げしていたなぁ
ちなみに画像にある備え付けのラックは強度が弱そうだったから取り外して、鉄製のラックを入れる必要がありそうです。
私の場合はビニールハウスを買わずとも日光が入る納屋があるからそこでメダカを飼えるんですけどね!(強気)
ただ、かなりの量のモノが入っているから、無理なのと両親とのパワーバランスに差があるから移動は困難・・・そこまでしてメダカを繁殖させようとも思わないしねぇ
コンセントの数
水温を上げて飼育をする場合はどうしても電気代がかさみます。
室内の場合はヒーターを使うか、水槽の数が多くなってきたら部屋全体を暖める作戦が効果的です。
その際はエアコンを使うかストーブを使うか・・・
室内をやめてビニールハウスで育てる場合はストーブがオススメです。
友達の家では大きなビニールハウスとストーブを使って冬場の飼育をしています。
このタイプのストーブが燃費良くて重宝しているんだって!
横に移っているのは扇風機です。扇風機はビニールハウスの中の空気の循環に使います。
その他にも壁には温度計も完備して本格的にやっている・・・冬でも日中はストーブ無しでも暖かいので、地域によっては夜だけストーブを使用って手もアリです。
メダカの稚魚や卵の水温もあげてやる
ここまで読んだ方はご存知の通り、メダカの稚魚や卵の入っている水槽の水温も上げる必要があります。
水温が低いと、卵は孵りませんし稚魚は冬眠できるだけの体力がないので死んでしまいます。
※親メダカであっても、冬に突然温水環境を止めると温度変化で死にます。
また、秋に生まれた稚魚や幼魚を死なせたくない場合も室内飼育にするかビニールハウス飼育にする必要があります。
先に書いた理由と同様に、冬を越すだけの体力が稚魚や幼魚にはないので、死ぬ可能性が高いのです。
稚魚の場合だと100%近くの確率で死んでしまいます。
室内飼育・ビニールハウス飼育のやめどき
一度水温を上げたら、春の中頃まではそのままでお願いします。
地域によって差はありますが、私の場合は4月の下旬まで室内の温水環境で飼育をしていました。
ちなみに3月下旬にヒーターの使用をやめたらメダカが死んでしまった経緯があるので、温度管理には十分に注意をしてほしいです。
水温計を使うと、他の水槽の温度を知ることができて便利です。
水温計は絶対必要だよ~
この経験も1年目に体験したんだけど、昼間は良いけど夜がまだ寒すぎて温度変化にメダカが耐えられなかったんだ!
温度計があれば計っていたのに、その時は無いもんだから適当にやっちゃって・・・温度計買ってもいないけど、安物買いの銭失いって気持ちでした。
冬場のメダカの水槽の水換えと餌やり
室内での温水飼育の場合の水換えは、水温を同じにしてあげてから水換えをすれば問題はないです。
ヒーターを使用している場合は水の蒸発が激しいので2日に1回は足し水をしてあげる必要があります。
ヒーターの場合は足し水をすることが多いので、水換えよりも水槽の底のゴミを取ってあげるだけでも大丈夫だと思います。
餌やりに関してはメダカシーズンと何ら変わりありません。
1日2回かそれ以上あげても問題はなく、1回に与える餌の量もメダカが2分ほどで食べられる量を目安にあげましょう。
さいごに
冬のメダカの繁殖って場所が限られているだけに凄く大変ですが、その代わりに冬でもメダカが活発だから飽きません!
私なんて、メダカの世話できなさ過ぎて1月の寒い時期に路上でメダカを売りに行ったくらいですから!
意外と売れたんですけど、どのくらい売れたのか気になります?笑
上記の記事にいくら売れたのか、何を売ったのかを書いているので気になる人はチェック!!お願いします。