メダカの赤ちゃん針子の餌のオススメ2つと育て方について

メダカの稚魚には稚魚用の餌があるけど、それよりも小さな赤ちゃん針子にも使えるのか疑問

針子の餌は何がオススメなのか知りたい

針子の育て方はどのような方法で育てたら良い?

このような疑問に答えます。

 

針子が死んでしまう原因を知る

私が今までメダカを飼育していて気が付いたことを紹介していきます。

メダカの針子が死んでしまう原因は主に2つ

餓死

共食い

 

この2点の対策を取るだけで赤ちゃん針子の生存率は飛躍的にUPします。

しかし、どのようにすれば2点の死亡原因を取り除けるのか疑問が残りますので以下に書いて行きます。

 

メダカの赤ちゃん針子の餓死対策

※私の中では赤ちゃん針子も稚魚も同じだと思っているので、私のブログで稚魚の育て方を見た人は読む必要はありません。

 

針子は生まれてから2日間は自分の体内にある栄養袋から栄養を摂取するので餌が無くても生きられるそうです。

それ以降の生後2週間目まで餓死で死ぬ可能性が高い期間となります。

 

なので生後2日目以降(私の場合は生まれてスグ)から針子には餌を与えるようにしてください。

餌の回数も成魚とは違い頻繁に与える必要があります。

 

1日最低でも3回の餌やりが必要です。

自分が外出をして餌を与えられない時は家族に頼んで餌を与えてもらいましょう。

 

メダカの針子のオススメの餌とは

メダカの針子のオススメの餌は以下の2点

グリーンウォーター

ゾウリムシ

ゾウリムシ

グリーンウォーター

 

市販の餌(人工餌)も食べることは食べるけど生餌の方が良いです。

人工餌だと油膜が張るうえ食べ残しも多くて水が汚れます。

後に話しますが、メダカの針子や稚魚の水槽は水換えをしないので水が汚れると非常にマズイのです。

 

反面、生餌は使い勝手が良くて大量に針子に与えておけば1日は十分に水中に漂っていてくれます。

少し前に「自分が外出をして餌を与えられない時は家族に頼んで餌を与えてもらいましょう。」と書きましたが、そんな面倒なことをしてくれないので生餌を使うことをオススメします

 

ゾウリムシの培養方法

ゾウリムシは簡単に培養ができるのでみんなも是非使ってみて下さい。

①ゾウリムシを500mlのペットボトルに4分の1入れた後にカルキ抜きをした水を入れます。

②豆乳を5滴入れます。(米のとぎ汁でも良い)

③ペットボトルの蓋を開けた状態で日陰で3日間放置すると先の画像のように沢山のゾウリムシが出来上がります。

 

ゾウリムシ×グリーンウォーターで更にガッチリカバー

グリーンウォーターは外でメダカを飼育していると勝手に色が緑色になるアレの事です。

水が汚れているわけではなく、植物性のプランクトンが発生しているだけなので針子の水槽には好んで使いましょう。

グリーンウォーターの説明では以下の記事を参考にしてください。

 メダカの飼育水にグリーンウォーターが使われる理由と効果を紹介 

 

ゾウリムシも植物性プランクトンもメダカの赤ちゃん針子の口に入る大きさのため、この2つを与えておけば餓死で死ぬことが非常に少なくなります。

 

共食いを避ける方法

共食いを避ける方法は親メダカと針子を別の水槽にすると同時に、針子同士も違う水槽に入れてあげる必要があります。

①親メダカが卵を産んだら卵を別水槽に移し替える。(親メダカを移動しても良い)

②稚魚同士も生まれた日付ごとに別容器に分ける

 

この2点に気を使って水槽を分けるとメダカの針子や稚魚同士が共食いをする確率が低くなります。

それでも中には成長の早い針子が出てくるので、他の針子よりも大きくなったな・・・と思ったら別水槽に移しましょう。

 

メダカの赤ちゃん針子の育て方

メダカは基本的には日光の当たる場所で飼育するのが良いです。

それは赤ちゃん針子でも育て方は同様です。

 

ただ針子の場合だけ日光を当て過ぎない。

無理な時は何か日陰になるものを置いています。

 

日光を当て過ぎない理由

日中と夜間の温度差を大きくしない

水換えをしないから日光によって水を傷めたくない

ゾウリムシは日光が苦手だから日光を当て過ぎたくない

 

日中と夜間の温度差を大きくしない

日中と夜間の水温の差が大きいと、メダカが体調を崩して病気になりやすい傾向にあります。

針子は大量に生まれることから小さい水槽で飼育をするため寒暖差が高くなります。

 

大きな水槽で飼育ができない以上、日光の当たり具合を調節するか・・・と思い、ある程度日陰になる場所で針子を育てているのです。

 

水換えをしないから日光によって水を傷めたくない

針子や稚魚の水換え頻度はゼロ回が基本

水換えをすることでメダカに負担がかかるのを避けるためです。

そのため水が傷まない工夫として日光を当て過ぎないこと、餌は生餌を使用することをしています。

 

ゾウリムシは日光が苦手だから日光を当て過ぎたくない

ゾウリムシは日光が苦手で、日光が当たりすぎると死んでしまいます。

朝に針子に餌を与えて夜までゾウリムシには生きていてもらわないとダメなので程よい日陰の場所に水槽を置いています。

 

メダカの赤ちゃん針子の飼育で必要なもの

最後におさらいをします。

メダカの赤ちゃん針子の飼育で必要なもの一覧を挙げます。

・飼育水槽

・ゾウリムシ、グリーンウォーター

 

メダカの針子を飼育するのはそれほど難しいものではありません。

基本的なことを忠実にするだけで生存率が比較的にUPするのです。

 

更に凝った人は「エアレーション・メチレンブルー」を使っています。

エアレーションは賛否両論あり、水流が発生してメダカの針子が弱るため使わないことを推奨している人が多いです。

 

しかし私がいろんな方に聞き込み調査をした結果、「泡の小さいエアレーションなら問題ない」と言う意見が多かったです。

エアレーションを使うとメダカの体調が良くなる点や水の中にこもった熱を空気中に逃がす効果もあるので好んで使っている人が多いです。

 

メチレンブルーは病気対策で使っています。

メチレンブルーの使う量は一度に数滴(水量にもよる)なので一つ購入しておけば長く持つためオススメ

 

さいごに

赤ちゃん針子の育て方で事細かく書いていきましたが、全てを忠実に守る必要はありません。

楽しくメダカの飼育をするためにも育てていて自分に負担がかからないような育て方をしましょう。

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