メダカを育てていると、必ず直面するのがメダカの病気です。大切に育てていても病気にはなるので、病気になった時の対処法と効果がある薬を2つ紹介します。
目次
メダカが病気になった時の対処法
①病気のメダカを隔離させる。
②元の水槽は水替えを行い、病原菌を洗い流す。
③隔離した水槽・元の水槽に塩を入れてメダカを塩浴させる。
④隔離した水槽には薬を投入し、薬浴させる。
以上の4つの対処法があります。
メダカの塩浴に関しては、病気になる前から塩浴をさせておくと、病気自体になりにくくなります。
ちなみに、塩浴の塩分濃度は0.3%~0.5%、1リットルの水槽に塩を3g~5g入れると濃度が0.3%~0.5%になります。
また、他にもメダカを長生きさせるコツであれば、メダカの寿命は長くて5年!?寿命を延ばす5つのコツの記事にて紹介をしています。
さて、対処法としては、以上の通りですが、今回は「④隔離した水槽には薬を投入し、薬浴させる」と「病気の種類」について詳しくお伝えをしていきます。
白点病
白点病とはメダカの身体に白い点々が出てくる病気です。
放っておくと死に至るため、病気に気づいたら早めに対処をしましょう。
パッと見、ラメのように見えるため、ラメメダカの白点病の発見は難しそうです・・・
※「メダカが病気になった時の対処法」の他にすること
対処法:加温・エアレーションでメダカ自身の免疫力を向上させる。餌は与えなくて良いです。
※病気薬の説明に書いてありますが、薬の多くはあらゆる病気に対して効果があると言っています。
実際にその通りだと思いますが、その中でも実際に効果があった!という口コミや私自身の体験を加味して一つの病気に一つの薬を紹介していきます。
尾くされ病
画像にあるように尾ひれが無くなってしまう
尾くされ病は尾の先が白くなって徐々に無くなっていく病気です。
放置をしておくと、尾がちびてきたり、死んでしまうこともあります。
また、感染力が強いので他のメダカも尾くされ病になっていないか、シッカリとチェックをしよう。
※「メダカが病気になった時の対処法」の他にすること
対処法:加温・エアレーションでメダカ自身の免疫力を向上させる。餌は与えなくて良いです。
水カビ病(綿かむり)
メダカの身体にカビのようなものが生えます。
メダカの身体がモロモロになっているので、付いていればすぐに気づきます。
原因は色々ありますが、メダカが傷つき、そこから水カビが発生することが多いそうですね・・・
メダカは喧嘩をします。
今一度、過密飼育ではないかをチェックしてください。
※「メダカが病気になった時の対処法」の他にすること
対処法:加温・エアレーションでメダカ自身の免疫力を向上させる。餌は与えなくて良いです。
白雲病
水かび病と見た目は似ています。
病名は違えど、水かび病と同じ対処薬・対処法で大丈夫です。
※「メダカが病気になった時の対処法」の他にすること
対処法:加温・エアレーションでメダカ自身の免疫力を向上させる。餌は与えなくて良いです。
転覆病
転覆病はダルマメダカに多く見られます。
症状としては、お腹を上にした状態で泳ぎ続けます。
原因は、ハッキリしていないようですが、個人的には水温の低下によるものだと思っています。
なので、冬はヒーターを使用して水温をあげておくことが重要です。
卵詰まり
こちらの症状も病気と言えば病気・・・
卵がお腹に詰まりすぎて死んでしまいます。
卵詰まりの原因はオスとメスの相性が悪いことがあげられます。
また、メダカを水深の浅い容器に移して跳ねさせたり、暴れさせることで、メダカの身体を力ませ、卵を排出させる方法があります。
②のやり方
・杓等でメダカを掬い、水を減らしていきます。
すると、メダカは水のある方へ尾びれを必死に動かして力みます。
これを利用して卵を排出させよう。
おさらい
①病気のメダカを隔離させる。
②元の水槽は水替えを行い病原菌を洗い流す。
③隔離した水槽・元の水槽に塩を入れてメダカを塩浴させる。
④隔離した水槽には薬を投入し、薬浴させる。
白点病・尾くされ病・水かび病・白雲病については上記の4つの対処法をシッカリと行おう!
①白点病
対処:メチレンブルー+加温+エアレーション
②尾くされ病
対処:グリーンFゴールド+加温+エアレーション
③水カビ病
対処:メチレンブルー+加温+エアレーション
④白雲病
対処:メチレンブルー+加温+エアレーション
⑤転覆病
対処:加温
⑥卵詰まり
対処:オスを投入orメダカを暴れさせる
この結果を見ていると、多くの病気はメチレンブルーがあれば治るようですね。
他にもメダカの薬はありますが、困った時はメチレンブルー!と覚えておいてください。