★朝にメダカに餌を与えることができるけど夕方は仕事から帰ってないからあげられない。
★朝は急いでいて餌を与えるのを頻繁に忘れてしまう。
★長期休暇で旅行に行くからメダカに餌を与えられないけど大丈夫だろうか・・・何か良い対策方法があれば教えてほしい。
このような疑問や悩みにお答えします。
目次
餌なしの状態でもメダカは生きます
正確に言うと、人間が与えるような人工餌が無くても平気だと言うことです。
実際は水中に発生するプランクトンを食べているので餌なしではありません。
そのため水換えをする時も全ての水を換えるのではなく、水中のプランクトンが残るように元の水を少し残して水換えをしましょう。
水換え時に前の水を残すメリットはプランクトンについてだけじゃない
水を少し残して水換えをすることはプランクトンが残るメリットの他に以下の点のメリットがあります。
★メダカの身体に負担がかからない点
★メダカの水槽内に必要なバクテリアが残る点
これをする事で餌なしで生きやすくなると言うものになる。
長期間餌なしの状態でも大丈夫
長期間餌なしの状態が続いても大丈夫です。
1ヶ月でも2ヶ月でも餌なしで生きますね。
その際に水槽の水をグリーンウォーターにしておけば、より安心ができます。
グリーンウォーターについて以下の記事で詳しく話しているので参考ください。
★ メダカの飼育水にグリーンウォーターが使われる理由と効果を紹介 ★
グリーンウォーターをザックリと説明
他の記事を読むのが面倒な人にグリーンウォーターをザックリと紹介します。
植物性のプランクトンが発生している状態で、それがメダカの餌になると言うものです。
水槽に水をはり、メダカを入れて数日放置で出来上がります。
夏の暑い時期にグリーンウォーターになりやすいです。
長期間餌なしでも良いなら何故メダカ愛好家たちは餌を与えているのだろう?と疑問に思いませんか?
それについても話していきます。
餌なしのメリット
★餌やりをする必要がなくて楽
★餌を購入する必要や手間が省ける
★水換え頻度を減らせる
メリットでは主に人間に対するメリットになります。
毎日の餌やりから解放されますし、餌を購入する必要もなくなるため自由度が増します。
また餌なしの場合だとメダカのフンの量が減るので水が汚れにくくなります。
となると水換えの頻度も減らせてお得感が増します。
餌なしのデメリット
★メダカが痩せる
★卵を産む量が減る
★病気に弱く体力の無いメダカになる
グリーンウォーターが餌になると言っても成魚のメダカにとっては物足りません。
線の細いメダカが出来上がり弱々しさを感じます。
当然、病気になる可能性も上がりますし、体力が無いことから病気に耐えられない場合もあります。
メダカを大切に育てるのなら人工餌は必須でしょう。
メスは卵を産む量が減ります。
メスは卵を産むために栄養が必要なので、沢山の栄養を必要とします。
グリーンウォーターのみより人工餌もプラスで与えて下さい。
余談ですが私が気が狂ったように毎日ミジンコを与えていた時はメスが毎日卵をぶら下げていて凄かった記憶があります。
沢山卵を取って飼育したい人はミジンコがオススメです。
デメリットを許容できる人は餌なしでメダカを飼育してみよう
先に説明をしたデメリットを許容できる人はメダカを餌なしで飼育しても問題はありません。
グリーンウォーターになっていれば問題なく長期間生きられますし、仮にグリーンウォーターになっていなくても何だかんだ言って生きています。
水がクリアに見えても水槽の中にはメダカの餌となる生物が泳いでいるのでしょうね。
餌を与える頻度が少ない人に朗報
どうしても餌なしで飼育するのに抵抗がある人は以下の餌がオススメです。
以下の2点の餌は仕事で夕方の餌やりができない人向けの餌になります。
どちらも2019年5月号のAQUALIFEで広告が出ていました。
キョーリンの1DAYの餌は12時間以上も餌が浮上しているので、1粒与えておけば夕方まで残る優れもの
10匹に対して1粒を目安に与えると良いです。
ちなみに全長20mm以上のメダカに与えるのが目安となります。(小さな個体は餌を引きちぎる力が弱く食べられない)
対するジェックスの餌も長く餌が浮上しているので、メダカが餌を食べたい時に食べられる優れものとなります。
コチラは幼魚でも食べられるのでキョーリンの餌と使い分けができますね。
メダカ10匹に対して1粒与えて下さい。
メダカ元気 いつでも食べられるフード 浮上性(15g*2袋セット)
長期間餌なしが嫌な人はオートフィーダーを使ってみよう
長期旅行で餌なし状態が続く人はテトラのオートフィーダーを使うのもアリ
メダカは餌なしでも生きられはしますが、種親だけでも良いから長期の留守の間は餌を与えたいものですよね。
他にも似たような種類のものが出ていますが、テトラの出しているオートフィーダーが一番人気が高かったです。
「餌の量の調節、12時間おきに餌を与えられる設定、簡単な操作」と言った利点が評価されているので是非使ってみて下さい。