メダカの寿命を延ばすための飼育のコツ6選

メダカを初めて飼育した人はメダカの寿命はどのくらいなのか?疑問に思いますよね。

普通のメダカだと数十円で購入できますが、品種改良メダカは高い値段を出して購入するだけあって思い入れも大きいです。

 

できるだけ長く、そして沢山の卵を産んでもらうためにも寿命を延ばして長く生きてもらいましょう。

今回はメダカの寿命を延ばすための飼育のコツを紹介します。

 

メダカの寿命は3年

メダカの寿命は3年が一般的です。

1年~2年が寿命だと言う声もありますが、自然環境下の話なので私たちには関係ありません。

事実、私が育てているメダカでは2年以上生きているものが多いです。

 

メダカの寿命を延ばす飼育方法とは?

日光の当たる屋外でメダカを飼育する

餌を与える

過密飼育を避ける

水温の管理を徹底する

こまめに水換えを行う

PSBを入れる

 

ズラーッと飼育方法を書きましたが、品種改良メダカを飼育するうえでは基本的な飼育方法ががほとんどです。

日光の当たる場所で屋外飼育

日光のあたる場所でメダカを育てるとメダカの寿命が延びるメリットがあります。

メダカは日光を浴びると体内でビタミンを生成できるらしく、それがメダカをより健康的な身体にしてくれるから寿命が延びるのです。

 

それに私見ですが、日光が無いと水質も悪くなると思います。

室内飼育の経験が私にもありますが、その時に難しい!と思ったポイントは水質管理

 

水が透明で綺麗なのにメダカが死んでしまう。

最初は寿命かな?なんて思いましたが、次の日にまた1匹、数時間後にもう1匹死んだ時に「寿命じゃない!水質だ!」と思って即水換えをした経験があります。

 

アンモニアか何かの有害物質が発生したのか?

日光とバクテリアの関係は詳しく知りませんが、バクテリアが居ないと有害物質を分解してくれません。

 

この様なことは1度や2度ではなかったので、日光が無いことによりバクテリアが発生しづらかったのかもしれませんね。

 

そんな中、日陰で育てた方が良いメダカもいます。

柄物のメダカや楊貴妃、オロチがそれに当たります。

 

普通の方は日光の当たる場所で育てたら良いです。

飼育難易度が上がるので、日陰に拘るくらいなら血統に拘った方が良いでしょう。

 

ちなみに日陰が好まれる理由は、水温とメダカの柄の関係にあります。

水温が低いとメダカの柄が濃くなる傾向にあるんですよね。

 

良く冬を越すと柄が濃くなると言われるのは水温が原因になるのです。

 

最低でも1日2回餌を与える

メダカに餌を与えるのは当然でしょ?と思ったあなたは大丈夫

「コケを食べるから大丈夫っしょ!」と思った方は要注意

 

確かにメダカに餌を与えなくても、水中に漂うグリーンウォーター(植物性プランクトン)を食べるので死ぬことはありません。

 

だけど、それだけだとメダカも物足りないようでガリガリの体格になります。

そんなメダカは当然、寿命が短く病気にもなりやすい傾向になります。

 

グリーンウォーターやコケは気休め程度だと思って1日2回は最低でも餌やりをして下さい。

暇な私は1日5回の餌やりをすることだってあります。

※餌を沢山与えると糞尿により水質の悪化が早いので水換えをこまめに行いましょう。

 

メダカの餌で人気が高いのは「キョーリンの金パケ・ライズ2号・おとひめ」です。

過密飼育を避ける

メダカを飼育する時は水槽に何匹のメダカを入れていますか?

 

過密飼育をすると稚魚の時は共食いをします。

メダカは意外と凶暴なので仲間でも食べてしまいます。

 

メダカの稚魚に「餌を与えない・水槽が狭い・大きさを揃えない」この3つが揃うと餓死と共食いで8割減ります。

 

こんな状態だとメダカの寿命云々言ってられないです。

寿命を全うする前に外的要因で死んでしまうのは凄く勿体ないと思います。

 

成魚の状態で過密飼育を行うと、メダカがストレスを感じて成長速度が遅くなったり病気になりやすくなります。

メダカの病気は伝染しやすいので水槽内のメダカが全滅するケースもあります。

 

過密飼育はメダカの寿命だけでなく成長にも関わるので避けるべきですね。

他にもラメの数が減る現象や体格が悪くなることもあるそうですよ。

 

オススメの飼育方法はメダカ1匹に対して1リットルの水。

楊貴妃速報ではメダカ1匹に対して2リットルの水を入れる飼育方法を推奨しています。

 

水温の管理を徹底する

メダカの寿命を延ばすためには水温の管理も重要です。

・冬は水と一緒にメダカも凍らないか?

・夏は水温の上昇でメダカが煮えたぎらないか?

・温度の上下は激しくないか?

 

冬はメダカの水槽に発泡スチロール、地域によっては波板で蓋をして水が凍りづらい工夫が必要です。

波板がない場合は家の軒下に水槽を置くだけでも効果があります。

 

夏にも発泡スチロールが使えます。

発泡スチロールは熱を通さないので水温の上昇を防いでくれる効果があります。

 

他にも水温上昇対策として、スダレや遮光ネットなどが必須アイテムになります。

 

夏場は水槽の置き方にもポイントがあります。

色んな愛好家のメダカ飼育場を見ていると地面に水槽を設置するのではなく、ブロックや鉄パイプ、木の板を使っているのを見たことはありませんか?

 

これは地熱で水槽内の温度が上がるのを防いでいるのです。

是非真似をして使ってください。

 

こまめに水換えを行う

水槽の水換えをしないとメダカの寿命が短くなります。

水換えをしないのであれば自然環境で生活をしているのと変わりがないですからね。

 

水が循環していない分、もしかすると自然環境よりも劣悪かもしれません。

それに長い期間水換えをせずに放置した後に水換えを行うと、急な水質の変化でメダカがショック死することも珍しくありません。

 

程よいサイクルで水換えをするのが好ましいと言えます。

もし長い期間、水換えをせずに放置してしまった時は水合わせを十分に行うようにしましょう。

 

水換え頻度で良く言われているのが夏は週1回、春・秋は2週間に1回、冬は0回です。

時間に余裕のある人はこのサイクルで水換えをしてみてはいかがでしょうか。

 

頻繁に水換えをするとメダカも水換えをすることに慣れるので、水合わせをしなくても水換えによって落ちる心配が極端に減ります。

水合わせをしない分、水換え時間を短縮できるメリットがあります。

 関連記事 

 メダカの水換えの頻度と水の色を見ての水換えタイミング 

PSBを入れる

メダカの水質を安定させるための秘密兵器としてPSBがあります。

これを使うと水質の安定化だけでなく、メダカの成長にも嬉しい影響を及ぼしてくれます。

 

PSBは頻繁に使う人もいればここぞと言う時に使う人と様々。

もちろん全く使わない人も大勢いるので無理をして購入する必要はありません。

 

私は毎日使うと資金面で不安があるので、梅雨の時期や水換えをする時に使用しています。

 

梅雨の時期に使う理由は日照不足により水中内に有害物質が溜まるのを防ぐためです。

PSBの中は光合成細菌が入っていて、この最近が有害物質を分解してくれるそうです。

 

最近はPSBを購入するよりPSBを培養するのが流行っています。

理由はコストパフォーマンスが良いから!

 

普通にPSBを購入するよりお得感を得ることができるでしょう。

※以下のものがPSB培養の素になります。

ではまた次の記事でお会いしましょう!

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