こんにちは!楊貴妃速報です。
今回は”メダカと日光の関係の話”と”日光を当てやすくするための水槽の設置方法”を紹介します。
日光がメダカに与える影響の他に、日光が間接的にメダカに良い影響を与える事象も書いているのもポイントです。
目次
元気なメダカを作るには日光が大事
健康的で元気なメダカを作るのには日光が必須です。
メダカは日光浴をすると、自分でビタミンを作ることができるとのこと。
それがメダカの健康にとって良いため、病気になりづらい元気なメダカに仕上がるのです。
健康であれば、メダカの成長スピードがあがることも期待できるため日光を当てるメリットは大いにあると言えます。
日光はバクテリアの繁殖にも効果的
メダカの水槽内に日光が当たるとバクテリアの繁殖にも効果的です。
バクテリアは水槽内の環境を整えてくれて、水質の向上に役立ってくれます。
以前、私は日陰でメダカの飼育をしていた時期がありましたが、水が透明で綺麗に見えるのに大量死した経験があります。
原因は恐らく日光不足で有害物質を分解してくれるバクテリアが繁殖しなかったからだと思います。
二度の失敗を経て、水槽を日光の当たる場所に移動したらメダカが死ぬ事が無くなりました。
メダカのコンディションを良くしたいなーと思ったらPSBを入れるのも効果的
水質浄化や成長促進などメダカに取って良い影響を促してくれます。
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日光を当てるとグリーンウォーターが発生する
日光の当たる場所に水槽を置くと、グリーンウォーターが発生します。
グリーンウォーターとは言葉の通り、緑色の水のことを指します。
グリーンウォーターは見た目は悪いものですが、メダカの餌になることからメダカ愛好家に好まれています。
メダカに餌を与えるのはもちろんですが、同時にグリーンウォーターでメダカの小腹を満たしてあげましょう。
メダカの稚魚の死因の大部分を「餓死」が占めていることから、グリーンウォーターが稚魚の餌として使える役割も大きいでしょう。
グリーンウォーターは日光を使えば手軽に作れます。
夏場であれば数日で作ることができるので試してみて下さい。
グリーンウォーターの作り方は、メダカを水槽に入れて日光を当てるだけで大丈夫です。
メダカの稚魚の餌で言うならゾウリムシも人気です。
豆乳やエビオスを入れると簡単に増える手軽さから、メダカ愛好家からの人気が高いですね。
作り方は簡単、ゾウリムシ水をペットボトル20%ほど入れて、水を追加します。
更に豆乳を数滴又はエビオス1錠を入れて、蓋を開けた状態で日陰で2.3日放置すると培養できています。
日光を当てると体外光が伸びる
正確に言うと、日光を当てて水温が上昇することにより、体外光が伸びると言うものです。
メダカの体外光は水温が高いと伸びやすくなります。
主に、メダカが生まれてから成魚になるまでの期間に、水温を上げて飼育できるかが焦点となってきます。
日光が弱く水温が上がらない時は、ヒーターやストーブを使って水温を上昇させることも可能です。
中には5月になっても夜はヒーターを使っているほど体外光に拘っている方もいます。
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メダカには厄介な特徴のものもあります。
・体外光は水温が高くないと伸びない。
・柄は水温が低くないと濃くならない。
体外光を伸ばしたい!柄を濃くしたい!そんな欲張りさんはいませんか?
その場合はメダカの幼少期に水温を上げて飼育し、成魚になったら水温を低くして飼育をすればOKです。
理由は、体外光はメダカの幼少期にしか伸びませんが、柄の濃さは成魚になってからでも濃くなるからです。
日光を当てるとメダカの卵が早く孵化する
卵の孵化でも同様に、日光を当てることにより水温が上昇して卵が孵化しやすくなります。
卵の孵化には250℃日が必要とされています。
例えば水温が25℃であれば、250℃/25℃=10日で孵化します。
20℃なら250℃/20℃=12.5日で孵化します。
この様に水温の違いでメダカの卵が孵化する日数が違ってきます。
水温さえ上げれば卵が孵化するので、日光が少ない時はヒーターやストーブで代用が可能です。
室内飼育で日光が当たらない人はライトで代用
日光が当たりづらい室内飼育だと飼育難易度が上がります。
日光が当たりづらい場所に水槽を設置しているのであれば、ライトで代用をすることも可能です。
当然、自然の日光よりも効果が薄いので絶対に大丈夫ではありませんが、ライトを使って室内でメダカを楽しんでいる人は意外と多いです。
メダカ愛好家は日光を当てるために、どのように水槽を設置している?
メダカ愛好家さんの飼育場やメダカ屋さんの飼育場はどのように水槽を設置している?
メダカで有名な静楽庵さんは以下の様に水槽を設置して日光を当てています。
メダカ愛好家さんの家でも同じように日光が当たりやすい場所に水槽を設置しています。
水槽の上にはスダレが掛けられているのが分かります。
これは水温が上昇しすぎてメダカが死なないように対策を取っているのです。
私がチョコチョコお邪魔している、めだか小屋紅さんも同様に水槽を設置しています。
パイプを使ってエアレーション&流水によってメダカのコンディションと水温調整を行っています。
どのメダカ愛好家さんやメダカ屋さんも日光を当てることを意識した水槽の設置をしているのが分かります。
よく見ると水槽の下に木の板などを敷いているのが見えます。
地面との間に何かを噛ませることにより、地熱の影響を軽減させています。
夏場になると特に日光が強まりますからねぇ・・・
強すぎる日光は水温を上昇させ、メダカが煮えたぎる恐れや、夜との寒暖差によりメダカを弱らせます。
こう言った熱によるメダカへの影響を減らすために、水槽との間に何か噛ませてあげることが大事です。
以上でメダカと日光に関する記事を終わります。
みんなもメダカを飼育する時は日光を当てることに注目してね~(・ω・)ノシ