めだか小屋紅さん:メダカ飼育場コレクション②




メダカの飼育場コレクションとは

こんにちは!楊貴妃速報です。

 

メダカの飼育場コレクションシリーズ第二段!

第一弾は2年ほど前に書いたので、また加筆して再UPします。

 

他のメダカ愛好家の飼育場ってどんな風になっているの?と気になりませんか?

一つの目標として見ても良いし、良いところは真似をしてメダ活に活用しても良いです。

 

今回は「めだか小屋紅」さんの飼育場にお邪魔して写真を撮ってきました!

 

「めだか小屋紅」とは?

めだか小屋紅(以下、紅さんと書きます)は兵庫県のメダカ屋さんの一つです。

広島県の日本改良めだか研究所さんを師匠に持っており、系統もシブイ系と似ています。

 

「来光・漁火」と言った代表的なメダカの他に「夕日」と名前の付いた紅さん独自の品種もクオリティがメチャ高いです。

 

紅さんの飼育場はどんな感じ?

メダカの飼育場兼販売所となっています。

 

単管とドラム+パレットで地面から浮かせて水槽を設置しているのが分かります。

ビニールハウス内は研究棟なので立ち入りはできませんが、その他はメダカを見る事が可能です。

 

上の画像の隣のレーン

 

更に隣のレーンが販売スペースとなっていました。

販売スペースの奥のひと際大きな水槽(透明の水槽)には何が入っているのかなぁ?

 

正解はカメパイセンでした!

 

メダカと全然関係ないけどパイセンの横見

メダカと違って撮りやすい。

 

カメパイセンの水槽の奥にも水槽が並んでいます。

 

飼育場の全体像と研究棟の中も撮らせてもらいました。

家をグルッと囲むように水槽が並べられています。

 

どの水槽も日光が沢山当たる場所に設置されているのが分かりますね。

日光が当たると強いメダカに仕上がるので、それを意識してメダカを育てているそうですよ。

 

ハウス内はこんな感じです。

ここで品種改良を行ったり、卵の採取を行っているようです。

 

研究棟の地面にはヒーターが置いていありました。

 

5月も終わりを迎えますが、夜のみ現役で使っているとのこと。

メダカは水温が上がると体外光が出やすくなる傾向にあります。

 

その体外光は稚魚や幼魚の時に温度を上げて飼育することが重要になるため、紅さんも意識しているとのこと。

 

温度を上げると成長も早くなるため、少し過密気味に飼育することで成長を遅らせることがポイント

時間をかけることで体外光がシッカリと伸びてくれるため、過密気味で飼育すると良いです。

飼育場で気になることを聞いてみた

せっかくなので飼育場を見て、これは何かな?と思うことを質問してみました。

 

Q:水槽の下にパレットと缶を置いて浮かせているのは何故?

 

こちらはパレットとブロック石を使って浮かせています。

 

コチラは単管を使って浮かせているのが分かります。

 

A:地熱により水の温度が上がるのを避けるためです。

夏になると水温の上昇により、メダカが煮えたぎる恐れが出てきます。

 

太陽光だけでも暑いのに、更に地熱も・・・となるとメダカにとって辛すぎる環境になるため浮かせています。

 

また地熱以外に、水換えの時に屈む必要がなくなることやお客さんがメダカを見やすいと言ったメリットもあるようです。

 

単管でもパレットでも期待する効果は変わらないので、自分の好きな方を選んで下さい

ちなみに単管よりもパレットやブロックを使って水槽を設置する方が断然楽だそうです。

 

Q:パイプが通っているけど何に使っているの?

紅さんの水槽の上をパイプが通っているのが分かります。

コレっていったい何に使っているのか?

 

A:各水槽に空気を送り込んでいました!

 

空気を送り込むのに業務用のポンプを使っていた!

 

我々が真似できるのは通常のエアポンプくらいです。

これで100水槽分のエアーを送れると聞きました。

こんなやつ

このタイプなら辛うじてネットショップで売っています。

 

A:紅さんとこでは空気を送る他に、井戸水も同じパイプを通して送っています。

 

Q:エアレーションの横に変なパイプが出ている

エアレーションのチューブの横に変なパイプが出ているのが分かります。

これは何なのかと言いますと・・・

 

A: オーバーフロー対策を取っています

水が水槽から溢れ出るのを防いでいます。

パイプに網を入れるとメダカがパイプから脱走するのを防げます。

 

パイプは水槽を突き抜けているので、後ろ側から見るとこんな感じ

 

オーバーフロー対策により、溢れ出た水は垂れ流しにするのではなく、パイプを通して水を自分の思うところに持っていきます。

紅さんはパイプ+ホースを使って何処に水を流しているのでしょうか?

 

Q:メダカの水槽で、黒色ではなく透明の容器を使っているのは何故?

研究棟の水槽で、黒でも白でもない容器が並べられています。

白色ではなく透明容器・・・聞いてみました!

 

A: 白色容器の代用品として使っています。

NVボックスは白色タイプが無いので、代わりに透明容器を使っているようですね。

 

透明容器は加工に弱いため、ドリルで穴を開ける時は慎重に使いましょう。

ドリルで穴を開けずとも、透明容器は脆いので黒色容器より寿命が短めです。

 

紅さんのメダカ紹介&カメラ勝負

紅さんのイチオシのメダカを紹介してもらいます。

紅さんの撮影した写真と同時に、私のカメラで撮った写真もあるので是非見てください。

 

私のカメラはEOSKISS X7

レンズはタムロンのマクロレンズ60㎜です。

VS

 

対する紅さんのカメラはEOS 90D

レンズはキャノンマクロレンズ100㎜です。

私の撮影した来光と漁火

20回ほど撮影をしたけど、水面に映るフラッシュが取り除けなかったり肉眼で見たようなメダカの撮影が上手くいかず。。。

けど、それなりに良い写真は撮れたかなと思います!

 

漁火も来光と同じく20回ほど撮影を繰り返し、良い感じに撮ることができました。

 

あとはそうですねぇ、紅さんのオリジナルメダカ「夕日」

紅さんのお店の看板メダカとなるシブさの効いたメダカになります。

 

対する紅さんが撮影したメダカはと言うと・・・

 

紅さんの撮影した来光と漁火

(パシャ)

一撃

来光

この来光もヒレ長にしようとしてるので、近々出来上がるかもしれません。

 

(パシャ)

一撃

漁火

 

(パシャ)(パシャ)・・・

五撃くらい

 

夕日のみ撮影にてこずっていた様子

でも良い感じに撮影して仕上げていました(・ω・)ノ

 

紅さんのオリジナルである夕日は三色透明鱗×来光を掛け合わせて作ったメダカと聞きました。

日の沈む夕日の色のような赤さが特徴的で綺麗ですね。

 

琉華紅白ヒカリ

 

実物を見ているから言えることですが、紅さんの撮影したメダカの方が実物寄りになります。

他の写真も見たい方は「めだか小屋紅」さんのブログへGO!

 

以上で、今回のメダカ飼育場コレクション第二段を終わります。

ではでは(・ω・)ノシ

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