メダカの有精卵・無精卵の見分け方と卵の孵化率を上げる5つの手順

メダカブロガーの楊貴妃速報です。

メダカを飼育し始めた時って、分からないことだらけですよね。

 

卵にしても有精卵と無精卵があるのか?違いは何?と言った疑問を抱いたものです。

今回はその卵について紹介をしていこうと思います。

メダカ初心者の方が疑問に思うことを3点まとめ、これに沿う形で話を進めていくので是非最後まで読んでいただけたらと思います。

メダカの有精卵と無精卵の違いが分からない

メダカの卵の管理方法が分からない

できるだけ多くのメダカの卵を孵化させる方法を知りたい

 

メダカに卵を産ませる

メダカを飼育している人でどうしてもメダカの稚魚が産まれない、メダカの孵化率が悪いと言った悩みを抱いている人がいます。

その原因は卵の管理方法にあるかもしれないので記事を通して参考にしてください。

 

卵を産ませるには水槽内に水草を入れるのも良いですが、管理のしやすいように卵トリーナーなるものを浮かせておくと良いです。

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 自作したメダカの産卵床(卵トリーナー)の総集編 

 

メダカの卵の無精卵と有精卵の違い

まずはメダカの卵が無精卵なのか有精卵なのかを見ていきましょう。

見る方法は目視で簡単にできます。

 

メダカの卵を見て薄黄色の透明色であれば有精卵、白く濁った色は無精卵になります。

 

無精卵は白っぽく濁っていて手で触ると簡単に潰れます。

有精卵は強く指でつまんでも潰れることはありませんが、孵化直前の有精卵は稚魚の力でも破れるくらい弱くなっているので触らないようにしましょう。

赤丸で囲った中の卵が無精卵になります。

 

稚魚が産まれているハズなのに水槽内に居ない

もう少しでメダカが産まれそうだな・・・と思って数日後

メダカの卵が孵ったハズなのに稚魚がどこにも見当たらない!

 

そんな時に予想できるのは稚魚が餓死している。

若しくは親メダカに食べられていると思った方が良いでしょう。

 

卵の段階から親メダカと分けて飼育をする必要があります。

稚魚の飼育法は以下の記事で紹介をしているのでご参考下さい。

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 メダカの稚魚取り扱い説明書5箇条 

 

メダカの卵の管理方法について

メダカが産卵床(卵トリーナー)に卵を産み付けたら別の水槽に入れましょう。

世間一般のメダカ愛好家はその方法を取っていますが、更にもう一段階上の管理方法を取っている人もいます。

 

メダカの卵の孵化率を上げる方法

①メダカが産卵床(卵トリーナー)に卵を産み付けたら産卵床からメダカの有精卵と無精卵を分けます。

有精卵と無精卵の距離が近いと有精卵もダメになり無精卵のように白っぽくなってしまうので分けます。無精卵はそのまま破棄

 

②卵と卵をくっつけるような糸(付着糸)が付いているので、それを取り除きガーゼやキッチンペーパーなどで有精卵を綺麗にふき取ります。

汚れを取ることで卵が清潔になりカビになるのを防いでくれます。

 

③綺麗になった有精卵を親メダカとは別の水槽に入れます。

親メダカに食べられないようにするため親メダカとは別の水槽に入れます。

 

④水槽に水道水を入れた後、メチレンブルーを入れる

水道水のカルキとメチレンブルーによって有精卵に付着したカビ菌を殺します。

人によっては有精卵が孵る数日前まで頻繁に水換えをしてメチレンブルーを入れる作業を繰り返す人もいます・・・が、本当にごく一部なのでそこまでする必要はないと思います。

 

卵の入った水槽は直射日光の当たらない場所に保管をしましょう。

※メチレンブルーの効果が直射日光によって消えてしまいます。

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 メダカの卵をメチレンブルーに浸す必要はアリかナシか 

 

⑤メダカの稚魚同士の共食いを避けるために卵も産まれた日付で分ける

 

ずらーっと書きましたが、私が実際に行っているのは③番と⑤番、時々④番です。

皆さんも一度①~⑤までやってみて自分の合っている方法を残せば良いと思います。

 

メダカの孵化直前にグリーンウォーターとPSBを入れる

グリーンウォーターとPSBはメダカの卵のためではなく、生まれた後の稚魚のために入れます。

グリーンウォーターの役割はメダカの稚魚の餌として使える点、PSBは主に水質安定のために使っています。

 

稚魚の死亡原因の1位もしくは2位は餓死なのでグリーンウォーターは必須

稚魚の水換え回数は0回が理想ですが、その間は水の質が落ちる一方なので水質安定のためにPSBを使っています。

 

メダカの卵がカビになりづらい産卵床

産卵床にも素材によってカビになりやすいものとカビになりにくいものがあるようです。

東洋紡が作ってGEXが販売しているのかな?この”銀世界”と呼ばれる産卵床を使うと卵がカビになりにくいというもの。

 

値段が1つ200円ちょっとなので私としては少し高いと思うところですが、私の予想に反して意外と売れているようです。

2019年に発売されたメダカ百華vol6で広告が出ており、その売れ行きの数字がどーん!と載っていました。

 

さいごに

卵の管理方法は突き詰めると際限が無くなってきます。

メダカの数量が多くなると毎日大量の卵を管理しなければならなくなる。

そうなると毎日卵に追われる生活が続き、メダカを飼育するのが趣味ではなく強制的な義務になってしまいます。

 

商売をしている人であれば問題はありませんが、趣味でメダカを育成している人であれば楽をしながら卵を管理した方がなが~く楽しむことができるのでオススメ

ゆるく、楽にメダカを楽しみましょう(/・ω・)/

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