目次
路上でメダカを販売しようと思った経緯
メダカを飼っている方はご存知の通り、メダカはめっちゃ卵を産みます。
それはもう何個なのか数えるのが難しいくらい産むようで、1ペアで1000個以上の卵が取れます。(数えたことないけど)
1000個って凄い!そこで私はひらめいた!
1ペア1000円のメダカを購入して1000個の卵を取って成魚にまで育てる・・・この成魚たちを1ペア1000円で販売すれば50万円!?
これはものすごい錬金術だ!と皮算用を決め込んでメダカの販売を目指したのが事の始まりだった。
今回は路上販売をやってみて感じたことや、準備物は何が必要なのか?
路上販売でどれだけのメダカが売れたのか紹介していきます。
メダカの販売で1ペアから50万円!?世の中そんなに甘くないぞ☆
皆さんならわかる通り、世の中そんなに甘くはありません。
例えばどんな障壁が待っているのかを以下に書き綴ると
★メダカを買った値段で販売できるほど自分自身のお店としてのネームバリューが無い
★メダカの固定率ってのがありまして・・・
★1000個の卵を産んでも無事に大人になるのは何%なの!?
★たくさん販売できるほどのメダカを管理できる??
ザックリ言うとこんな感じです。
一つ一つが大きな問題で、実際に最初の感覚で上手く販売ができることはなかったです。
それに、自分が育てたいと思うメダカしか育てる気がなかったから販売のできるメダカはごく僅かになりました。
販売店としてのネームバリュー
素人が路上販売でメダカを売っても、信用力が無いのでお店で買ったような値段でメダカを販売できません。
それにメダカの価値を知っているお客さんはほとんど来ない!
そりゃそうだ、私だって品種改良メダカを飼育するまでメダカの値段なんて1匹20円30円だと思っていたからね!
そんな人たちに2匹で1000円!と言っても売れるわけがない・・・
ターゲットにする客層もシッカリと決めてから販売に移った方が絶対に良いです!
路上販売だと、高くてもペアで800円くらいの値段設定がポンポン売れる限界かなと思います。
賢い人は路上販売を使わずにネットで販売をしていたり
路上販売をするにしてもブログであらかじめ告知をしてから路上販売をする方法を取っています。
ネット販売にしてもブログ告知&路上販売をするにしても、信用力を得るために日頃からブログを書いていると良いでしょう。
ブログも書かずに新規でヤフオク(例)にメダカを出しても、評価がゼロの状態では買ってくれませんし、路上販売でも質の高いお客さんは来ません。
意外にブログって使えるんですよね!
ブログさえ書いていれば、品種改良に理解のあるお客さんが買いに来てくれます。
で、自分のメダカを買ってくれてファンになってくれたら、何度も買いに来てくれるかもしれませんよ☆
★ 以下の記事もオススメ! ★
★ メダカ界人気No1!メダカをネット販売する人が使う通販サイト ★
メダカの固定率
メダカの固定率って知っています!?
綺麗なメダカの子供が必ずしも綺麗ってわけではないです。
人間でいうと、イケメンから顔の微妙なシケメンが生まれるのを思い浮かべるとイメージしやすいと思います。
柄物のメダカは特に固定率が低いです。
親と同等以上のメダカは2割3割の世界だと思います。
固定率に不安があるなら固定率の高いものを販売すれば良い
固定率は累代していくことによって上がります。
幹之メダカ
光りの伸び具合で値段がわかれていて、光りが伸びている個体は値段が高いです。
一昔前までは、口先まで光が伸びているメダカは珍しかった。
しかし今では累代されていき、口先まで光が伸びている幹之が非常に多いです。
固定率の高いものですと80%を超える幹之メダカが全身光っている(フルボディ)ほどの光り具合☆
めちゃくちゃ固定率が高いです!
楊貴妃メダカ
楊貴妃メダカは全身が紅いメダカです。
このメダカも固定率が高く、100%近い固定率を誇っています。
この2種類はメジャーすぎて、品種改良メダカを飼っている人に対しては人気はありません。
しかし路上販売で来てくれる人はメダカを飼育したことがない人が多い。
そのため楊貴妃メダカのような紅いメダカや幹之メダカのような光っているメダカは凄くウケが良いです。
全ての稚魚が大人になれるわけではない
稚魚の死亡原因の1番の原因は「餓死」と言われていますが、飼育環境によっては「共食い」の方がはるかに多い場合があります。
正確な数字は分かりませんが、かなり多くの稚魚が成魚になる前に死んでいき、成魚も病気や何やで死ぬこともある。
仮に1000匹の稚魚のうち、40%のメダカが死んでしまったとすると600匹が残る
幹之メダカを育てた場合、残った600匹からの80%がフルボディになって480匹が綺麗なメダカ
ペア販売すると240ペア組めて、これを1ペア1000円で販売したら約24万円!
まぁ、1000円で購入したメダカが24万円になれば儲けもんですけどね!
メダカの管理
メダカを路上販売をしたとして、2種類のメダカしか売ってなかったら正直言って悲しすぎる・・・
最低でも5種類のメダカはそろえてお客さんに選ばせてあげよう。
そうなると自宅の飼育容器も増えるし、場所も取るから大変さは増すけど頑張ろう!
※複数人で路上販売をすると、一人当たりの管理する種類が減って良いと思います。
メダカの路上販売を趣味でやる分にはOK!
メダカの路上販売を仕事とするのは難しいけど、趣味としてやるなら申し分ないと思います!
儲けを考えると固定率の高いメダカを飼育することになります。
その種類のメダカが好きであれば問題ないけど、そこまで好きでないのであれば苦痛でしかありません。
私の場合はメダカを2人で販売したことによって販売場所が減るけど、友達と楽しく販売ができました。
また自分の好きで育てているメダカを売ることができたからストレスも少なかったです。
メダカの路上販売で準備をするもの
メダカの路上販売をして必要だと思ったものを紹介します。
①メダカ(5種類は用意してほしい)
②メダカの選別容器
③メダカの販売用容器
④メダカを入れるお持ち帰り用のナイロン袋とジッパー付き袋
⑤メダカを掬う用のタモ(網)
⑥お釣りに使うお金(大量に)
⑦机・椅子・夏場は日よけのテント
⑧ブログをやっているならURLの書いた名刺
⑨メダカの水合わせのやり方を書いた紙
⑩カルキ抜きをした水(大量に)
⑪電卓
⑫マジックペンと値札を書く紙・テープ
⑬品種改良メダカを知ってもらうための雑誌(売り物ではない)
初めてメダカの路上販売をした時を思い出す。
お釣りが足りないとか、電卓が無くて計算間違いをするとか、テープが無いから値札を貼れないとかグダグダだった・・・
あんな経験はあなたにはしてほしくないッ!!
少しでもお役に立てれば幸いです。
メダカの路上販売第一回目(1月9日)
第一回路上販売
何を思ったのか1月9日という冬真っ盛りの時期にメダカの路上販売を行いました。
何故1月にメダカ販売をしたのかと言うと、メダカも冬眠していてやることがない・・・要は暇だったんです。
それで試しにメダカの路上販売をしてみよう!と計画をして販売開始!!
結果は以下の通りです。
朝9時頃から15時頃まで販売をして14600円!
まさか1万円を超えるとは思ってもみなかった!
確か、お昼頃まではパラパラと雨も降っていたかな・・・販売条件は少し悪い。
販売場所は地元の観光名所の近くで販売を行い、冬で人も少ないながらも来た方だと思います。
※この合計金額から場所代1500円と駐車場代500円が引かれます。
メダカの路上販売第二回目(2月19日)
一回だけじゃなく、もう一回メダカの販売をしています。
前回の教訓を生かして、ストーブも完備して挑みました!でも極寒・・・
結果は以下の通りです。
前回と比べると少し暖かくなってきたからかな!?
通行人の量も増えていたので、メダカを見てくれる人が増えました!
おかげで2万円を突破し、3万円に届きそうな勢いをみせつけます。
これは凄い・・・メダカシーズンが到来したらどうなるのか!?
恐らくこの金額の倍は売れること間違いありませんね(皮算用)
私的には思ったよりも売れた方だと思いますが、あなたはどう思いますか??
意外と売れてるなぁ、と思ったら販売に向けた準備開始です!
私も路上販売してみたいです