メダカ種類の中で人気が常にトップ集団の位置に居続ける紅白メダカ
メダカを飼っている人は必ずと言って良いくらいに通る道ではないでしょうか?
今回は紅白メダカについての記事になります。
ちなみに紅白メダカと言ってもいくつもの種類に分かれているので「紅白メダカ=コレ!」と言う種類は無いです。
一昔前だと私の中では「紅白メダカ=楊貴妃透明鱗更紗メダカ」でしたが、今だと「あけぼの紅白メダカ」「幹之紅白メダカ」のように出てきています。
とりあえず今回は透明鱗の紅白メダカの選別方法を紹介します。
目次
紅白メダカの固定率を上げるために見る選別ポイントを5つ紹介
①上から見て綺麗な紅白模様が出ている
②健康的でガッチリした体型である
③口やヒレが開きっぱなしではない
④背骨が曲がっていない
⑤背ビレ、腹ビレ、尾ビレに赤色が残っている(強いて言うなら)
綺麗な紅白模様が出ている点
★紅白メダカを選別する時、一番最初に見るポイントは上見です。
数多くのメダカがいる中で上から見てパッと見、紅白になっていないものや色合いの悪いメダカは選別をして撥ねていきましょう。
この選別では3割程度のメダカしか残りませんので、この後の選別が非常に楽になります。
赤地の綺麗なメダカに重点を置くのか、白地の綺麗なメダカに重点を置くのかは好みで良いです。
赤色と白色の比率について、他人受けを狙うのであれば赤3割白7割の比率で選別をするのが好ましいです。
しかし綺麗な子どもを残したいのであれば、赤3割白7割の紅白メダカと赤7割白3割の紅白メダカを掛け合わせた方が良いです。
理由は濃い赤色のメダカを残すことができるからです。
紅白メダカの両親が赤3割白7割だと、子供の赤色が薄いものが多くなって選別漏れが多くなります(私の経験談)
健康的でガッチリした体型
これも上から見てメダカの体型がどのようになっているのかを見て選別します。
ガッチリした体型の紅白メダカは健康であると同時に迫力がありますからね!
そんな紅白メダカは当然、人気があります。
と言うことは、メダカブリーダーや愛好家達からの評価も高くなるわけなんです。
体型と言うのも遺伝しやすいので、ガッチリした体型の紅白メダカは積極的に選別していきましょう!
口やヒレが開きっぱなしではない
口やヒレが開きっぱなしのメダカは美意識に欠けます。
そんなメダカは奇形と判断をされますし、遺伝をする可能性もあるので人気がありません。
スモールアイのように良い風にとらえてくれると良いんですけど、流石に口とヒレが開きっぱなしはナシですね・・・
背骨が曲がっていない
次に背骨の曲がり具合を確認します。
これも横から見ただけで簡単に分かるので苦にならないと思います。
背骨の曲がりは特に遺伝をしやすいので積極的に選別をして撥ねていきましょう!
背骨の曲がりについては、遺伝の他に加齢によって曲がることもあります。
今、背骨が真っすぐだから半年後も真っすぐだと思わない方が良いです。
年月が経つ前に早めに卵を取っておくのが好ましい。
背ビレ、腹ビレ、尾ビレに赤色が残っている
普通は逆じゃない?と思われることでしょう。
確かに観賞をするのであれば背ビレ、腹ビレ、尾ビレが白く透明な方が綺麗です。
しかし赤色の色素を残したい時には尾ビレや尻ビレの縁に赤色が残っていた方が良いです。
これは人によって意見が分かれると思うので、強いて言うなら程度で大丈夫です。
私だったら以下の画像のような子を片親に選んで、残り片親は赤3白7の紅白メダカを選びます。
紅白メダカの色あげ方法
紅白メダカの色上げの基本は「遺伝」です。
これを間違えるとダメなので選別をする目を養うことは非常に大事
もちろん遺伝以外に環境も重要です。
★黒色容器で飼育する
★グリーンウォーターで飼育
★低い温度で飼育
★色が上がりやすい餌を使用する
黒色の水槽でメダカを飼うと体色が上がる
色上げでは、黒色容器で飼うことは基本なので知っている人は多いでしょう。
メダカは保護色機能が働き体色が変化をします。
黒色容器で飼うと体色が濃くなり、透明容器で飼うと薄くなります。
飼育水槽として有名なものは「NVボックス・トロ舟・角型タライジャンボ」があげられます。
以下の記事では飼育水槽について書いたので時間のある方は是非読んでみて下さい♪
★ 品種改良メダカの水槽は何が良い?オススメの水槽10選! ★
グリーンウォーターを使うと色が上がる!
グリーンウォーターで飼うのも好ましく、特に赤色のメダカとグリーンウォーターは相性が良い印象を持っています。
グリーンウォーターにしておけばメダカのコンディションも良くなるので尚良しですね^^
低い温度で飼育するとメダカの色が上がる
私も最近知ったことで一番驚いたのが水温によって色の濃い薄いが分かれる点です。
以前から「日陰でメダカを飼うと色が濃くなるよ~」と記事に書いていたんですけど、そういう理由からだったとは・・・
勝手に日陰は暗いから保護色機能が効きやすいのかな?と思っていたけど、全然違っていました(笑)
色が上がりやすい餌を使用する
良く聞くのがシュリンプがあげられます。
私自身試したことが無いので何とも言えませんが、いろんな方のブログを見ているとシュリンプを与えている人が多いようです。
ちなみに私が試したのはミジンコをメダカに与えると言うもの
与えた感じではメダカの色合いが上がった気がしました。
ミジンコの色自体が赤色だったからなのが原因かもしれません。
それか、ミジンコの栄養価が高くて体格が良くなったから綺麗に見えたのかも・・・なんにせよミジンコは良かったので是非試してみて下さい(^^)/