私の書いている記事ではグリーンウォーターと言う文言がよく出てきます。
その際に毎回、グリーンウォーターの説明をしていましたが何度も私の記事を読んでいる人からするとクドく感じていたでしょう。
そのためグリーンウォーターの記事を書いてリンクで飛ばすために今回の記事を書きました。
目次
グリーンウォーターとは?
グリーンウォーターとは文字通り緑色の水の事を指します。
メダカを飼育してたら水の色が緑色になった!と言う経験は無いでしょうか?
その緑色の水がグリーンウォーターなんですよね。
グリーンウォーターになったから水換えをしなければ!と思う必要はありません。
むしろグリーンウォーターになった方が良いので、そのままの状態でメダカを飼育してほしいと思います。
次にその理由について紹介をしていきます。
グリーンウォーターのメリット
★メダカの餌になる
★メダカの身体つきが良くなる
★メダカの体色が上がる
★メダカの糞を分解してくれる
★ 関連記事 ★
★ 改良の進んだメダカの稚魚は死なせちゃダメな理由と生かす方法 ★
メダカの餌になる
グリーンウォーターの正体は植物性プランクトンです。
この植物性プランクトンがメダカの餌になるのでメダカに餌を与えるのを忘れても大丈夫です。
特にメダカの稚魚の餌にはもってこいの代物
稚魚は卵から孵って2週間までは餓死で死んでしまう確率が非常に高いです。
餌を与えれば良いじゃん!と思いますが、稚魚の餌やりは一筋縄ではいかないのが現実です。
メダカの稚魚には1日最低でも3回の餌やりが必要と言われています。
人間の赤ちゃんでも2時間起きにミルクを欲しがるのと同じだと思えば想像しやすいでしょう。
少量を1日に何度も欲しがります。
先程メダカの稚魚には1日3回と言いましたが、もしかするともっと多くの回数が必要かもしれません。
そんな頻繁に餌をあげられないですよね。
仕事が休みの日なら大丈夫ですけど、それ以外は無理です。
また稚魚の口に入る大きさの餌が無いことからもグリーンウォーターが好まれる傾向にあります。
稚魚の人工餌に関しては意見が分かれます。
食べると言う人も食べないと言う人もそれなりにいます。
私は頑張ったらメダカの稚魚も食べられるのでは!?と思って与えてたこともありましたが良く見えないから分からなかった。
ただ、人工餌を稚魚に与える事でデメリットが分かりました。
それは水が汚れる点です。
メダカの稚魚に与える餌は少しで良いんですけど、少しでも食べきれません。
調節は不可能ですね。
その食べきれなかった餌が水を汚すから私はグリーンウォーターを好んで使っています。
稚魚はデリケートなため基本的には水換えをしないので水が汚れてもらうと困るわけです。
メダカの身体つきが良くなる
グリーンウォーターで育てているとメダカの身体つきが良くなります。
稚魚であれば成長も早まりますね!
メダカの人工餌+小腹が空いた時にはグリーンウォーターを食べる。
もともとグリーンウォーターだけでも生きていけるくらいですから、栄養を十二分に得たメダカがどうなるかくらい想像が容易でしょう。
ガッチリした体格に加えて病気にもなり辛い強いメダカに育ちます。
グリーンウォーターだけ、人工餌だけではダメ。
グリーンウォーターと人工餌で身体つきをガッチリさせて下さい。
もちろんグリーンウォーターと活き餌でも問題なし!むしろ活き餌の方が良いですね。
メダカの体色が良くなる
グリーンウォーターとメダカの体色の関係について詳しくないので経験則でしか言えません
私がグリーンウォーター内でメダカを育てた時に、クリアウォーターの時と比較して体色が濃くなった気がしています。
特に赤色系統のメダカと相性が良いようで、楊貴妃紅帝や紅白メダカに好んで使っています。
★ メダカの水槽内の水温は種類によって変えた方が良い衝撃の事実! ★
メダカの糞を分解してくれる
グリーンウォーターにはメダカの糞を分解してくれる働きがあります。
普通だったら水槽の中の水がメダカの糞で汚れっぱなしになるところですが、分解してくれるお陰で水換えをせずとも生きていてくれます。
メダカ愛好家の中には丸一年水換えをしない強者もいるようですが、流石にそれはやり過ぎなので定期的に水換えをしてあげましょう。
グリーンウォーターは万能ではありませんので分解出来る有害物質と出来ないものもあります。
グリーンウォーターが濃くなったなぁ、と思ったら水換えをしよう!
グリーンウォーターのデメリット
★水槽の中の様子が見られない
★酸欠を起こす
グリーンウォーターになるとメダカの様子が見られないため、メダカが病気になった時やメダカを食べてしまう生物の混入に気がつきません。
またメダカの鑑賞を楽しもうにも見られないため何のために飼育してるのか分からなくなります。
メダカの病気では1匹のメダカが病気になると他のメダカに移るものがほとんどです。
見られないと病気の発見が遅れるリスクがあります。
メダカを食べる生物の混入で一番多いのがヤゴです。
何処にでも出てきてメダカを食べていくのでコチラも早期発見をしなければなりませんね
一度水槽内にカニが入っていた事もあったな・・・
酸欠を起こす
植物性プランクトンも生き物なので呼吸をします。
日中は光合成をしてくれますが、夜間は呼吸をして水中内の酸素を消費してしまいます。
あまり濃すぎるグリーンウォーターではメダカが全滅をする恐れがあるので水換えをする必要があるでしょう。
グリーンウォーターの作り方
色んな方のブログを見てるとそれぞれ違ったやり方でグリーンウォーターを作っていて為になります。
まずは私のグリーンウォーターの作り方をご紹介しましょう。
超ローコストかつ早くグリーンウォーターを作る方法
①水槽に水をはる
②別水槽からグリーンウォーターを少量入れる
③メダカを入れる
④数日間放置で出来上がり!
②の種となるグリーンウォーターを少量入れるのは別になくても大丈夫です。
春と秋はグリーンウォーターになるのに日数を要し、冬はグリーンウォーターにならなかったです。
※暖かい日の方が早くグリーンウォーターになります。
栄養満点のグリーンウォーターを作る方法
①水槽に水をはる
②生クロレラを入れる
③数日間放置で出来上がり
クロレラを主体としたグリーンウォーターが出来上がります。
これは普通のグリーンウォーターよりも栄養が豊富です。
そのためメダカの成長を早めたい人や品評会にメダカを出展する人、ブリーダーさんなどが、この方法でグリーンウォーターを作っています。
水槽の置き場は当然、日光の当たる屋外です。
グリーンウォーターを作るにあたり、日光の当たる屋外に水槽を置くのは基本になります。
※生クロレラは細胞膜が厚くて針子稚魚は消化できないので稚魚には与えない方が良いです。以前稚魚にも与えてOKと書きましたが間違いですm(__)m
コメント欄経由で教えてくれた方ありがとうございます!
ハイポネックスを使ったグリーンウォーターの作り方
①水槽に水をはる
②ハイポネックスを入れる(10ℓあたり2ml
③数日間放置で出来上がり
ハイポネックスを入れてグリーンウォーターを作る方法もメダカ愛好家やブリーダーに好まれている方法です。
近くのホームセンターに売っているので購入しやすい点も評価が高い。
またクロレラと違って冷蔵庫で保管する必要がないので助かります。
グリーンウォーターを作るときの注意点
★水槽は日光の当たる場所に設置をしよう
★エアレーションを付けても付けなくても良い
★水槽の中にはメダカ以外入れないようにしよう(砂利や貝を入れるとグリーンウォーターを分解してしまう)
★夏はグリーンウォーターになるまでの日数が短いが、冬は長い若しくはグリーンウォーターにならない
これにてグリーンウォーターの作り方と注意点の紹介を終わります。
好きな方法で試してみてください(^^)/
余談ですが私はグリーンウォーターが完成したらPSBを入れています。
メダカの体調管理と成長促進が狙いです。
人によっては病気にさせない為にメチレンブルーを入れる人もいます。
グリーンウォーターにすると水中が見えづらくなるのでメチレンブルーで予防するのは理にかなった事ですよね。
その他にも塩を入れて予防する人もいるので是非試してみて下さい^^
観賞魚用魚病薬 ニチドウ メチレンブルー水溶液 熱帯魚 金魚 白点病 尾腐れ病 水カビ病
生クロレラのグリーンウォーターは生クロレラの細胞膜が暑くて針子稚魚は消化できないとクロレラ工業の方が言っていました
貴重な情報をありがとうございます!
僕自身間違った情報を得ていたようです。
近いうちに記事を修正しようと思いますm(__)m